981: おさかなくわえた名無しさん 2016/07/20(水) 22:19:26.78 ID:ZoZ8T9Wt
俺の母親が真夜中にベッドから落ちて、傍に置いてあった木製の箱にあばらの間の奥にある骨(なんていうのかよくわからん)を強打し骨折。 
俺が自車で先に母親を病院に連れてって、俺弟+叔父(母親の兄)が寝てたばあちゃんと車で後からついていくことになった。 

真夜中だから夜間救急センターに。 
その病院の救急センターはすごく狭くて、診断室もカーテンレールで仕切るだけの簡素なところだった。 

母親のレントゲンの用意してくるっていった先生がいなくなってからがぷち修羅場。 
隣の診断室にやってきていた患者らしきおっさんと、その先生の声が聞こえてきた。 

先生「××さん、最近海外に行かれてますか?」 
おっさん「はい、ちょっと前に」 
「女性買われましたよね?」 
「エッ」 

俺+母硬直。 

おっさん「いや・・・いや、買ってません」 
先生「独身ですよね?」 
おっさん「ハイ・・・」 
先生「これねえ、外国の女の人とじゃないとうつんない病気なんだよ」(キレ気味) 
おっさん「・・・・でも買ってませんし・・・」 

おっさんどんどん声が小さくなる。 
それまでありえないところが骨折していたからむちゃくちゃうめき声あげていた母も沈黙。 
ブサメンで20歳前後しかしアンなことやコンなことに興味がある息子であった俺も母とそんな話を聞かなくちゃいけなくなって沈黙。 

俺が絞り出した言葉が「外国の女じゃないとうつらない病気ってあるんだね・・・」 
俺カスだった。 

あの後母親に殴られるわ、たぶん声が聞こえたんであろう隣の診断室が静かになったのが俺の修羅場だ。