835: おさかなくわえた名無しさん 2010/10/10(日) 07:15:10 ID:Tk6fG7/y
長いです。 

学生の頃から4年と数ヶ月、文通をしていた同い年の女性。 

字がお手本のように綺麗で、文体もとても好感の持てるものでした。 
共通の趣味もあるため、マンネリになることもなく、月2くらいのペースで手紙の交換をしていたのですが、 
最近自分の仕事が忙しくなって、なかなか手紙の返事を出せなくなってしまったため、メールアドレスを交換しあう事になりました。 

手紙からメールへと移行してさらに数ヶ月経ったある日、仕事で彼女のいる地域に行く予定ができたため、 
「食事だけでも…」と無理を言って彼女の予定をあけてもらい、とうとうお会いすることに。

結論から言うと、彼女はとてもかわいい女性でした。
小さくて可憐で、笑った時に口元を隠して笑う所作や、その指の隙間から見えるえくぼ。
本当に一瞬で、恋に落ちてしまいました。
それ以降も、仕事を口実に何度も会いに行き、食事に付き合ってもらい、彼女を家まで送って帰る。
ということを繰り返していたのですが、
あるとき、食事が終わって店をでたところにちょうど、神輿をかついでねり歩く団体がおり、
その日地域の祭りが催されている事を知った私たちは、流れで祭りの会場まで行くことになりました。


祭りのイベントでは“未来の自分へメッセージを送ろう”というイベントに、二人で参加することになったのですが、
会場はとても混み合っており、私と彼女で違うブースへと案内されてしまいました。

続きます