437: 素敵な旦那様 2005/03/26(土) 01:24:34
もう結婚して10年が経つ。
独身の頃はバブルで、俺も平均よりはだいぶ良い暮らしをしていたと思う。
おれの家はオヤジが商売をやっていたんで、25歳ぐらいまで放蕩な生活を満喫してから家に入ってオヤジの手伝いを始めた。
手伝いと言っても、たいしたことなんかなんもしてやいなかった。
外車とまではいかないが、上のクラスの国産車を乗り回し毎晩遊び歩いていた。
そんなおれも、大きな失恋をして凹んでた時期があった。
ちょうどその頃おれに気を寄せていたのが今の嫁だ。そして、やがて結婚した。
オレは田舎で生活しているのだが、結婚生活に入ってから本格的にバブルが弾けた余波が来て、仕事が段々怪しくなってきた。そんなときにも嫁さんは
「大丈夫だよ!わたしパートにでも出て生活費ぐらいは稼いで来るから!」と明るく言っていた。
案の定、その通りになった。雇っていた数人の社員・パートを解雇し、残ったのはおれとオヤジとおふくろの3人だけの会社になっていた。
経理を担当していたおふくろは、ストレスがたまると嫁にあたっていた。
そして、いよいよおれの給料も出せない状態になり、子供が生まれてから間もなくして嫁はパートに出た。
独身の頃はバブルで、俺も平均よりはだいぶ良い暮らしをしていたと思う。
おれの家はオヤジが商売をやっていたんで、25歳ぐらいまで放蕩な生活を満喫してから家に入ってオヤジの手伝いを始めた。
手伝いと言っても、たいしたことなんかなんもしてやいなかった。
外車とまではいかないが、上のクラスの国産車を乗り回し毎晩遊び歩いていた。
そんなおれも、大きな失恋をして凹んでた時期があった。
ちょうどその頃おれに気を寄せていたのが今の嫁だ。そして、やがて結婚した。
オレは田舎で生活しているのだが、結婚生活に入ってから本格的にバブルが弾けた余波が来て、仕事が段々怪しくなってきた。そんなときにも嫁さんは
「大丈夫だよ!わたしパートにでも出て生活費ぐらいは稼いで来るから!」と明るく言っていた。
案の定、その通りになった。雇っていた数人の社員・パートを解雇し、残ったのはおれとオヤジとおふくろの3人だけの会社になっていた。
経理を担当していたおふくろは、ストレスがたまると嫁にあたっていた。
そして、いよいよおれの給料も出せない状態になり、子供が生まれてから間もなくして嫁はパートに出た。