義父

179: 長文すまん 2013/06/14(金) 20:19:21.47
俺は45歳

30歳の時、ひとつ年下の嫁を貰った

娘が3人と息子が1人いる

長女は19歳、次女は17歳、三女が12歳
長男は10歳

こういうと長女と次女は嫁の連れ子?と
いわれるが、違う、そうじゃない

長女と次女は俺とは血が繋がっている
しかし、俺の子ではない

俺には3歳年上の姉が居た
姉は25歳で結婚、二女を設けた
しかし、ダンナが夢多き男で
デザイナーだとか今度は設計事務所だとか
最後は議員になると選挙にまで立候補した
しかし、いずれも当たらず・・・

借金をして、その借金の工面に
俺の姉も一緒に働き、飛び回っていた。

そんなある日・・・

姉夫婦が深夜のコンビニでのバイトを終え
車で帰宅途中、酔っ払い運転の車にぶつけられた
2人は帰らぬ人となった

最初は何がなんだか分からなかった

当時結婚したばかりだった俺は
人生って上手くいかねぇなとか
神様って本当に居ないんだなとかそんなこと
ばっかり考えてた



977: 1 2013/06/16(日) 00:10:31.56 0
かなり長いが、投下させていただきます
幼い子供に対してかなり不快な表現があると思うから注意して欲しい。

俺は20代の時、子供が作れない体質だと診断された。
一生誰とも結婚しないつもりだったが、バツ1子持ちの女性と知り合い、数年の交際の後に結婚することになった。
彼女の連れ子は5歳だった。
ただ幸せに10年が過ぎていった。
15になり反抗期を迎えた娘は、露骨に自分を避け始めた。
洗濯物は一緒に洗うなと言われ、廊下ですれ違うと舌打ちされた。
その態度について叱ると、こう言われた。
「キモイんだよ!他人の癖に!本当の親じゃないくせに!」
死ぬほどショックだった。結局そのときはすぐに妻が娘を叱り付けて収まったが、その時から元娘を叱ることが出来なくなった。
今から思うと、俺のその態度が元娘をさらに調子に乗らせたんだと思う。
それからしばらく経って、休みの日にリビングでぼんやりしていると、元娘と、遊びに来たらしい娘の友達がやってきた。
少女たちは俺を見た後、くすくすと笑いながらこう言った。
「Aちゃん(元娘)のお父さんってこの人?」
「お父さんなんかじゃないよ!血繋がってないし、一緒に洗濯物洗えとかいって来てキモイ」
「えー」
「いつもじろじろ見てくるし、すぐ怒るし、ほんと最悪。」
そして、元娘はこう言った
「あいつ子供が作れない体なんだよ。だからお母さんがボランティアで結婚してあげたの。あーあ!でもこんなウザイならお母さんとふたりのほうがよかった!」
今でも一字一句忘れられない言葉だ


23: 名無しさん@HOME 2012/08/22(水) 13:56:58.94 0
流れで書いてみる。児童福祉施設で今で言うケースワーカーをやっていたおばさんに聞いた話。

両親と交通事故で死別し、他に身寄りがないため施設に来た女の子(2歳)がいた。
数日後、その女の子の遠縁の親戚から「引き取りたい」と連絡があった。
施設まで来た親戚夫婦とおばさんが面談。裕福そうな家庭で、十五になる男の子が一人いるのだという。
「妹さんが増えることに、お子さんは何とおっしゃってます?」と聞くと、「妹としてではなく、結婚相手として引き取りたい」と。
男の子には障害があるため、女の子にはその子の面倒を一生みてもらいたいのだと言い出した。

おばさんの顔色が変わったのが分かったのか、夫婦は「冗談ですよ」と話を流し、女の子を大切にする、ずっと女の子が欲しかった等、耳障りのいいことを言い出した。
嫁云々の話を聞いていなかった施設長は「立派な親戚が居てよかった」と女の子を引き渡す気まんまん。
おばさんが「あの夫婦は怪しい」と言っても誰も聞いてくれない。このまま女の子が不幸になるかと思うと夜も眠れなかったらしい。

幸い(というのか?)、女の子が事故のショックで失語症になった途端(事故から半年過ぎていたが、時間差でショックが来ることもあるらしい)、親戚夫婦は「障害児はいらん!」とさっさと手を引いてくれた。
おばさんは女の子が回復する前に、さっさと別な夫婦との養子縁組をまとめて親戚と連絡がとれないようにしたそうだ。

「その子は声が出るようになったの?」と私が聞くとおばさんは「これ、あんたの話だよ」。
自分が養子なのは知ってたけれど、養父母にたどり着くまでにそんな修羅場があったなんて三十数年知らなかった……


974: 名無しさん@HOME 2013/10/23(水) 07:22:49.80 0
うめがてら報告

全て今の年齢。

俺:30代後半 有資格の自営業
嫁:30代中頃 専業
嫁父:50代 元公務員
嫁母:50代 専業
嫁姉:30代後半
子:10歳程度双子

嫁とは取引先に出入りする業者のOLだった。
当時若かった俺は顔とおとなしい性格に惹かれアタックし、付き合って2年で結婚の了承を得るために嫁実家へ。
そこで嫁父から同居を進められた。

俺は元々飛行機の距離の島から大学で都会に出て、ある下町が気に入って大卒後資格を取って自営業として開業、
地域に根差して普段から自治会や夜回り地域の祭りへの参加等をさせて頂くことで信頼関係を築いて、その結果安定して収入を得られるようになって
嫁と結婚する覚悟が出来た。このため電車で1.5時間程度の距離とはいえ、現在仕事している場所を離れる事は出来ない。
そのことを何回説明しても嫁父はしつこかった。
嫁父は公務員だったのでその繋がりから仕事を紹介してもいいと言い始めたが、それはありがたいけど現在の顧客をまずは大切にしたいと訴えつづける事数時間。
現収入を開示しこれまで築いた関係が無ければ収入も無い事、
将来的に事業を拡げられるような状況になればこの地域でも仕事を始めて軌道に乗れば同居でもいい、と譲歩して嫁父はしぶしぶ了承した。
この話し合いの間、嫁父以外は空気、嫁も殆ど口を挟まず、たまに俺にお父さんはこういってるけど、、、と言うだけ、
嫁母はお茶を何回か出してきた。嫁姉は最初は居たが仕事で途中で抜けた(遠距離出張で休日移動だったそうだ)。


104: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/11(金) 15:46:56.61 ID:+71DXHlW
ちょっと前のことだけど...

息子の小学校の運動会は、陸上競技場の大トラック貸切でやるすごい本格的な運動会。親も積極的に出てくる。
うちの息子も当然、父親が走る様を見たがっていた。旦那も出たがっていた。のに、前日に骨折。息子凹みまくり。
当日、遠くからダブル祖父母が来てるのに終始テンション低めの息子。事件が起きたのは午前の最後、色別対抗父兄リレー。参加を募られ、あちこちでパパたちが手を上げてた。凹む息子。そんな中、祖父母ズで歓談してた義父がおもむろに動いた。
※義父:花が大好きな農民。65歳

息子「(´-ω-`)」
義父「これ、僕も出ていいの?(*・ω・*)」
よそのママ「パパじゃなくても30歳以上ならいいらしいですよー」
義父「僕出たいな!(`・ω・´)」
息子「おじいちゃん、パパの代わりに走ってくれるの?(*・ω・*)」
義父「走るよー(`・ω・´)」
義父、荷物の中から何か袋を取り出す。
義父「孫ちゃんだけ応援する人いないのは寂しいもんね(`・ω・´)」
息子「(@⌒ー⌒@)」
旦那「親父、無理はよせよ...」
義父「息子よ、実はお前には言っていなかったが...僕は...」
周りに急かされ、袋を持って集合場所へ行く義父。

1人100m,セミアンカー200m,アンカー400mのリレースタート。中にはスパイク靴を履いた人も。
1チーム20人でトラック6周、4チーム対抗。義父の番がなかなかこない。レースは終盤。
息子「おじいちゃん来ないの?(´-ω-`)」
旦那「まさか...」
そのまさか。全チームセミアンカーに。義父はまだ待機中。
旦那「親父、スパイク履いてる...」
一家総立ち、緊張しながら見守る中、義父にバトンが3位で渡った。
で、義父、大暴れ。半周で1位に追いつき、他の人たちがバテる中残り半周もペース落とさず独走。両手突き上げてゴール。

某田舎の県で、義父が400mマスターズの記録保持者だと知ったのはその夜のことでした。



このページのトップヘ